カンボジアで先月、鳥(niǎo)インフルエンザに感染した11歳の子どもが死亡したことについて、アメリカCDC＝疾病対策センターは、見(jiàn)つかったウイルスに、ヒトからヒトへの感染を広げたり、ウイルスに対する薬の効果を弱めたりするような遺伝子の変異は確認(rèn)されなかったとする、最新の分析結(jié)果を公表しました。

カンボジアでは、H5N1型の鳥(niǎo)インフルエンザに11歳の女の子と父親の2人が感染し、このうち女の子が先月、死亡しました。

CDCは、死亡した女の子から見(jiàn)つかったウイルスの分析を進(jìn)めていましたが、2日、このウイルスに、ヒトからヒトへの感染を広げたり、ウイルスに対する薬の効果を弱めたりするような遺伝子の変異は確認(rèn)されなかったと発表しました。

感染した2人は、鳥(niǎo)を飼育している環(huán)境で感染した鳥(niǎo)と接觸する機(jī)會(huì)があったことなどから、CDCは今のところ、今回のケースはヒトからヒトではなく、鳥(niǎo)からヒトに感染したものとみています。

WHO＝世界保健機(jī)関によりますと、H5N1型の鳥(niǎo)インフルエンザウイルスは鳥(niǎo)への感染が世界各地で報(bào)告されているほか、哺乳類に感染する事例も相次いで見(jiàn)つかっていて、各國(guó)の保健當(dāng)局が警戒を強(qiáng)めています。