普大寺系（西園流）、九州系（一朝軒、その他）、琴古流などの諸流派の本曲を樋口対山が學(xué)び、整曲し移入している。全三十二曲

調(diào)子（本手調(diào)子）　一二三調(diào)　鉢返し曲　瀧落曲　三谷曲　九州鈴慕
志図ノ曲　善哉曲　奧州流し　打波の曲（打鼓曲）　秋田菅垣（秋田曲）
門(mén)開(kāi)喜（門(mén)開(kāi)曲）　轉(zhuǎn)菅垣　吾妻曲　肥後左司（筑紫鈴慕）　戀慕流し
深夜ノ曲　巣鶴（古伝巣鶴）　雲(yún)井獅子（雲(yún)井曲）　陸奧鈴慕　虛鈴
虛空（虛空上巻）　虛空下巻（虎嘯虛空、後虛空）　虛鐸（鳳鐸）　霧海ヂ
阿字（阿字曲）　曙調(diào)（黃鐘調(diào)）　鹿の遠(yuǎn)音　鶴の巣籠　栄獅子
鳳叫虛空　龍吟虛空

その他（追加曲 等）：大和調(diào)子、鈴慕、飛鳥(niǎo)鈴慕、義経鈴慕、神保三谷

　その他、外曲譜（三曲の譜面）も樋口対山直筆譜に殘っており、當(dāng)時(shí)はそのような曲が求められ、吹かれていたことが伺える。ただし、樋口対山師は名古屋から京へ移った當(dāng)初、三曲の先生方と反りが合わず本曲を目指したというから、複雑な心境で合ったのではないかと思う?，F(xiàn)在でも名古屋と大阪?京都（上方）、東京ではそれぞれ手や曲調(diào)が違うものが多く殘っているので、そういったところで苦労したのかもしれない。今日では、本曲以外を吹くことをあまりよしとせず、明暗対山風(fēng)による三曲の合奏が聴かれることはほぼない。
　また、正式に伝承されているわけではないが、瀧落の裏調(diào)子として桜落という曲もあるらしい。

【移曲元】対山曲名（原曲名）
西園流（普大寺系）：
本手調(diào)子（本手調(diào)）、志図ノ曲（志津之曲）、瀧落曲（瀧落之曲）、三谷曲（三谷）、
転菅垣（琴菅垣）、秋田曲（秋田）、虛鈴、霧海ヂ、虛空?虎嘯虛空（虛空）、
鶴の巣籠（鶴巣籠）

琴古流：
一二三調(diào)、鉢返し曲（鉢返調(diào)）、鹿の遠(yuǎn)音、龍吟虛空（吟龍?zhí)摽眨?、巣鶴（巣鶴鈴慕）、栄獅子

九州系（一朝軒、宮川如山など）：
九州鈴慕（薩慈）、阿字（薩慈）、筑紫鈴慕（薩慈）、雲(yún)井獅子（雲(yún)井獅子）、
吾妻曲（吾妻獅子）

奧州系：
奧州流し（原曲不明）、陸奧鈴慕（原曲不明）、打波曲（原曲不明）、

その他?不明：
深夜曲（原曲不明、三谷菅垣?善哉か？）、戀慕流、曙調(diào)、鳳叫虛空、善哉曲、門(mén)開(kāi)曲

対山 編作：
虛鐸（虛鈴?霧海ヂ?虛空の手から編曲）

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